JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク

【予告】特別公開『JP IN CONSTRUCTION - 旧東京中央郵便局からインターメディアテクまで』

2026.04.18-2026.06.27
GREY CUBE

 本展示は、インターメディアテクが開館した2013年に初回の特別展示として行った「IMT in Construction - インターメディアテク建設」を再編集したものである。今回は1929年から1931年の竣工に至る旧東京中央郵便局の建設記録写真帖から新規にプリントしたもの、および2010年から2013年にかけて再開発がなされ、現在の姿に至るまでの建設記録からインターメディアテクを中心に紹介する写真展となる。

 1923年9月1日に発生した関東大震災は東京府を中心とした都市に壊滅的な被害をもたらした。その震災復興と近代化を目指した時代を背景に、1929年(昭和4年)東京中央郵便局の建設が始まる。設計者は逓信省営繕課の技師であった吉田鉄郎である。吉田の自身の建築美学による、白いタイルの外壁に黒の窓枠をグリッド上に配した近代モダニズムの象徴といえるこの建造物は、のちに国内外から高い評価を得ることとなった。
 周辺に残るバラックや風情のある東京駅を背にしたとき、その洗練されたデザインは、ことのほか際立って見える。それとともに、工業生産化がまだ未熟であった昭和初期において、巨大建築と対峙する職人たちの技をも垣間見ることができる。それは現在のインターメディアテクが醸し出すレトロモダンへと引き継がれた、時代と空間の融合である。

主 催:東京大学総合研究博物館

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