JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク

東京大学創立150周年記念特別展示『地震と火山 − 画図・写真・波形に記録された地球の動態』のご案内

2026-09-18

プレスリリース:PDFファイル[2.84 MB]

 この度、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」では、東京大学創立150周年を記念して、特別展示『地震と火山 ― 画図・写真・波形に記録された地球の動態』を開催いたします。
 地球内部では、プレートの運動やマグマの活動など、さまざまな活動が絶えず続いており、その一端は地震や⽕⼭活動となって地表に現れ、われわれの暮らす世界に大きな影響を及ぼしてきました。とりわけ日本列島では、地震と火山は人々の生活環境に深く関わる存在であり、明治期に来日したお雇い外国人たちの関心をも引きつけました。以来、日本は地震・火山研究の重要な拠点となり、東京大学でもその黎明期から、これらの地球の動態が観測・記録され、その実体を解き明かすための研究が積み重ねられてきました。
 本展⽰は、明治・大正期の画図、写真、波形を中心に、東京大学地震研究所および総合研究博物館が所蔵する科学的記録を通じて、地震や火山に向き合った研究者たちの観察と記録、探究の過程をたどります。ここでいう「画図」はスケッチや地図、学術書や論文の図版などを含み、「波形」は観測機器がとらえた時間的変化を線として記録したものを指します。これらの記録を手がかりに、地球の動態を今日の視点から捉え直し、読み解く機会とします。さらに、地震・火山に関する触察可能な模型等、多感覚的な展示コーナーも実験的に組み入れます。
 本展示は、2025年の地震研究所創立100周年、2026年の総合研究博物館創立30周年を経て迎える、2027年の東京大学創立150周年という節目に、地震・火山研究に関する東京大学コレクションにあらたな光を当て、広く公開するものです。

●基本情報
名 称:東京大学創立150周年記念特別展示『地震と火山 ― 画図・写真・波形に記録された地球の動態』
会 期:2026年11月14日(土)-2027年3月28日(日)
時 間:11:00−18:00(金・土は20:00まで開館)
*時間は変更する場合があります。
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館、ただし12月21日、12月28日は開館)、年末年始(12月30日-1月4日)、2月15日-22日、その他館が定める日
会 場:インターメディアテク2階「GREY CUBE(フォーラム)」
入館料:無料
主 催:東京大学総合研究博物館+東京大学地震研究所
協 力:東京大学大学院理学系研究科|東京大学理学図書館
住 所:東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 2・3階
アクセス:JR東京駅丸の内南口から徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結、千代田線二重橋前駅(4番出口)より徒歩約2分

●展示構成
第1章 火山と地形をとらえる
第2章 地震をはかる
第3章 磐梯山噴火と濃尾地震
第4章 日本列島の組織的調査
第5章 関東大震災と地震研究所の設立
第6章 ふれて、地震と火山を考える(多感覚展示コーナー)
*東京大学地震研究所図書室所蔵の特別資料等、一部の展示資料は会期中に展示替えを行います。

●主要展示物
1 鳥山啓訳、サラ・S・コーネル原著『訓蒙 天然地理學』上より扉(地球儀・地図・書籍と火山)
1873(明治6)年|紙に多色木版|石本文庫|東京大学地震研究所図書室所蔵特別資料

2 ユーイングの円盤記録式地震計のガラス円盤(明治東京地震、帝国大学本部地上)
1894(明治27)年6月20日|ガラス板に煤、樹脂固定、額装|東京大学地震研究所所蔵

3 浅間山噴煙写真
大森氏撮影|1911(明治44)年12月23日|ゼラチン・シルヴァー・プリント|小藤文次郎旧蔵|東京大学総合研究博物館所蔵

4 関谷清景「地震動ノ性質ヲ示ス雛形ノ説明」
『日本地震学会報告』第5冊抜刷より第1図
1888(明治21)年|紙に石版|今村コレクション|東京大学地震研究所図書室所蔵

5 1887(明治20)年1月15日東京地震の記録から作成した関谷清景「地震動ノ性質ヲ示ス雛形」の再現触察模型(サンプル)
浦野幸子製作|2026(令和8)年|3Dプリント|東京大学地震研究所所蔵

*画像はPDF版のプレスリリースに掲載しています。本ページ上部のリンクからダウンロードしてください。

●展示紹介ページ
日本語
https://www.intermediatheque.jp/ja/schedule/view/id/IMT0309
英語
https://www.intermediatheque.jp/en/schedule/view/id/IMT0309

●関連出版物
- 展示図録(A4判変型、64頁、日本語・英語)
- ポストカード
- 展示紹介カード(A4判変型)
- ポスター(B2判)
- フライヤー(A4判)

●関連イベント
講演会『地震研究のむかし・いま』
講 師:古村孝志(東京大学地震研究所 所長・教授)
日 時:2026年11月14日(土)14:00–15:30(13:50開場)
会 場:インターメディアテク2階ACADEMIA(レクチャーシアター)
参加費:無料(事前予約不要)
定 員:48席(うち桟敷席あり、先着順)*席に限りがありますので予めご了承ください。
使用言語:日本語
主 催:東京大学総合研究博物館+東京大学地震研究所

IncluDE研究会(公開)
『「ふれる」「きく」「みる」を問い直す ― 『地震と火山』展から考えるインクルーシブなミュージアム体験』
プログラム(予定):
1. 趣旨説明 寺田鮎美(東京大学総合研究博物館 特任准教授・東京大学多様性包摂共創センターDEI 研究部門 兼務)
2. 『地震と火山』の多感覚展示コーナーでの試み 展示関係者
3. 関連実践からの報告・コメント ゲストスピーカー
4. 意⾒交換
日 時:2026年12月20日(日)13:00–16:30(12:50開場)
会 場:インターメディアテク2階ACADEMIA(レクチャーシアター)
参加費:無料(事前予約優先)
定 員:48席(うち桟敷席あり)*席に限りがありますので予めご了承ください。
使用言語:日本語
*情報保障および事前予約方法等の詳細は、後日ウェブサイトでお知らせします。
主 催:東京大学総合研究博物館+東京大学地震研究所+東京大学多様性包摂共創センターDEI研究部門

*このほかにも関連イベントを予定しています。各関連イベントの詳細は準備が整い次第、インターメディアテクのウェブサイトにてお知らせいたします。

●お問い合わせ先
050-5541-8600(ハローダイヤル)
国外からは +81-47-316-2772

●取材申込み専用アドレス
press@intermediatheque.jp

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