JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク

特別展示『アヴェス・ヤポニカエ――日本の鳥』のご案内

2014-07-31

 この度、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」では、特別展示『アヴェス・ヤポニカエ――日本の鳥』を開催する運びとなりました。

 古来より人は自然の風物を見続けて来た。かつて、日本人は鳥をどのように見ていたのであろうか。
 日本において、現代的な意味での自然科学は明治時代になって西洋よりもたらされたものであるが、明治以前に日本人が鳥を見ようとせず、学びもしなかった、などという事はない。本展示では、毛利元寿(もうりもとひさ)によって江戸末期に描かれた「梅園禽譜」の写本を眼前に広げてみせる。梅園禽譜は江戸時代屈指の動植物図譜である「梅園画譜」の一部である。そして、山階鳥類研究所より寄託された標本を活用し、日本画に描かれた鳥の剥製を、絵と並べてみよう。標本と対比することで、日本画にこめられた美とリアルを感じ取って頂ければと思う。
 日本人が鳥に見出し、そして表現した「美」のあり方は様々である。一例として、茶道に用いられる羽箒を取り上げたい。羽箒は元来、埃を払うための実用の道具であったが、後には儀式的・象徴的な意味をもって、清めの道具となったものである。この小さな道具は、染めることも切り揃えることもせず、ただ、選び抜いた自然の羽の造形を生かすことにのみ心を注いだのである。
 日本人の見つめた様々な鳥の姿をご覧頂きたい。

■展覧会基本情報

名 称:『アヴェス・ヤポニカエ――日本の鳥』 

会 期:2014年8月5日から2014年9月28日
時 間:11:00 - 18:00(木・金は20:00まで開館、入館は閉館時間の30分前まで)*時間は変更する場合があります

休館日:月曜日(月曜日祝日の場合は翌日休館)、年末年始、その他館が定める日

会 場:インターメディアテク3階収蔵展示室「STUDIOLO(ストレージ)」

主 催:東京大学総合研究博物館

協 力:財団法人山階鳥類研究所、下坂玉起、飯田好日堂
羽箒監修:下坂玉起
入館料:無料

住 所:東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー/KITTE2・3F

アクセス:JR東京駅丸の内南口から徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結



■お問い合わせ先

03-5777-8600(ハローダイヤル)

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