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ショクダイオオコンニャク(別名スマトラオオコンニャク)

2012年制作/2010年7月邑田仁撮影/インク・ジェットプリント/東京大学理学系研究科・理学部植物園にて開花/原寸高さ約1.5メートル/東京大学総合研究博物館研究部所蔵

概要

インドネシア、スマトラ島のみに生息する希少種。小石川植物園では1991年に日本最初の開花を見たが、本写真の2010年の開花も日本で6例目ときわめて珍しい。花が咲くと大きな仏炎苞が開き、その中から立ち上がっている棍棒状の花序付属体から強烈な腐臭を放ち、授粉する昆虫をひきつける。付属体のねもとの仏炎苞の直径は1.3メートル、花の高さは3.1メートルにもなる。和名は全体の形をろうそくを立てた燭台に見立てたもの。

ID

IMTB_UT0000597