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レオナルド・ダ・ヴィンチによる飛行機械(縮尺二十分の一)

(a)/1996年/ジョヴァンニ・サッキ制作/木、キャンバス布、糸、革に彩色/個人蔵

概要

ミラノのレオナルド・ダ・ヴィンチ国立科学技術博物館は、レオナルドの構想した各種の機構・機械の模型復元の展示で良く知られている。その多くを制作したのが木工職人ジョヴァンニ・サッキである。翼を拡げた機械の基本的な形状は、その後、英国人ジョージ・ケイリー卿の人力飛行機、リリエンタール兄弟のグライダー、ロシア構成主義者ウラジーミル・タトリンの人力飛行機「レタトリン」にまで受け継がれていく。「飛翔」にかける人類の夢、その第一歩を踏み出したのはレオナルドであった。