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古代オリエントのガラス

ローマ時代以降/東京大学総合研究博物館資料部考古部門所蔵

概要

ガラス製作のルーツは紀元前2500年頃の古代メソポタミアにさかのぼる。当初の作品は小さなビーズや印章が中心であったが、前1500年頃には容器が作られるようになった。さらにローマ時代に吹きガラス技法が開発されるとガラス工芸は一挙に豊かなものになる。ローマ時代に続くサーサーン朝(後3-7世紀)の作品が比較的厚手なのは、長距離交易用という説がある。一番右は、シルクロードを経て正倉院にまで運ばれたサーサーン朝カットガラスと同工の作品である。

ID

IMTH_EG_0000034, 0000036, 0000037