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古代ペルシャの首飾り

(a)/東京大学総合研究博物館資料部考古部門所蔵江上波夫コレクション

概要

ヒトが装飾品を身につける行為はホモサピエンスの登場以降、10万年前には始まっていた。当初は貝殻や貴石、骨角など自然物が用いられたが、新石器時代以降になると一気に人工的な装飾品作成技術が進展した。古代の西アジアで特徴的な発達をとげたのは石英で作ったファイアンスである。展示品の中の薄く緑がかった青色ビーズがそれである(濃い緑はガラス)。こうした装飾品の多くは墓の副葬品として見つかる。被葬者の生前の地位や出自を反映していることが多い。

ID

IMTH_EG_000045