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江上波夫コレクション

概要

東京大学名誉教授江上波夫(1906-2002年)は、日本国家の起源にかかわる騎馬民族征服王朝説の提唱で知られる。あるいはユーラシア大陸各地で実に70年間ほども続けられた広範な歴史・考古系フィールドワーク主宰者としても名高い。ユーラシア人文科学の泰斗であり、1991年には文化勲章を受章した。スケールの大きな研究者であったと同時に、江上は無類の考古、歴史、美術作品のコレクターでもあった。半世紀以上にもわたる野外調査の機会をとらえて収集した作品は、ユーラシア各地の考古、歴史、美術を包括的に伝える一大コレクションをなしている。展示品は教授の没後、御遺族から寄贈された品々の一部である。