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高橋順太郎胸像

(a)/1921(大正10)年/武石弘三郎作/ブロンズ/東京大学(旧)医学部薬理学教室旧蔵/総合研究博物館研究部所蔵

概要

高橋順太郎(1855-1920年)は薬理学教室の初代教授。医学部卒業の翌1882年から1885年までドイツに学ぶ。高橋の帰国とともに、薬理学は薬物学の名で独立して教えられることになった。高橋の業績でよく知られるのが、フグ毒の生理的作用に関する研究である。武石弘三郎(1877-1963年)は文展で活躍した新潟県出身の彫刻家。東京美術学校彫刻科で長沼守敬に師事し、卒業後、1901年から1909年までベルギー・ブリュッセル王立美術学校に学ぶ。1911年からは文展に出品し、肖像彫刻家として一家をなした。

ID

IMTJ_UT0000101