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石器類参照標本コレクション

19世紀末/ガラス窓付き鋼鉄製ケース入/米国マサチューセッツ州ピーボディ博物館寄贈/(旧)理学部動物学教室旧蔵/東京大学総合研究博物館資料部人類先史部門所蔵

概要

東京大学理学部初代動物学教授の御雇米国人教師E. S. モースは貝類の専門家であったが、1877年に大森貝塚を発掘し、日本で初めて科学的な考古学調査を実践した。モースは1879 年に帰米し、大学が展示場をもつ重要性を説き、神田一ツ橋に「理学部博物場」が設立された。黒枠のガラス標本箱と石器は、モースの計らいにより、「博物場」陳列のために米国ピーボディ博物館から寄贈されたと言われる。同様のものが200 箱ほど現存する。