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シャコガイ貝斧コレクション

(b)/年代未詳/ロタ島(マリアナ諸島)/貝殻製道具/東京大学総合研究博物館資料部人類先史部門所蔵

概要

大型のシャコガイの貝殻を加工して斧状の道具としたもの。大正・昭和初期の人類学調査の一環として、マリアナ諸島のロタ島で収集された。貝殻の腹部を利用するのは同諸島に特徴的な型式であり、柄に対し刃部を横方向に据えた手持ちの斧として木彫りに使用されていた。日本では南西諸島の先史時代から主として別型式のものが知られる。