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石棒コレクション

(a)/縄文時代後期から晩期/丸棒状磨製石器/東京大学総合研究博物館資料部人類先史部門所蔵

概要

丸棒状磨製石器の一種。縄文時代前期から晩期に用いられた。一般に剣のかたちを模した祭器と考えられている。東北を中心に北海道から西日本まで広く分布し、形態・大きさ・整形法などによって細分される。展示資料は明治から昭和初期に寄贈・収集され、中には出土情報が不明なものも含むが、縄文時代後期から晩期(おおよそ4000から3000年前ごろ)の標本と思われる。