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巨大ダイヤモンド模型コレクション

1873-1893年/英国製/練ガラス/東京大学総合研究博物館資料部岩石鉱床部門所蔵

概要

ダイヤモンド・レプリカの製造が始められたのは18世紀頃と推定される。それは当時長足の進歩を遂げつつあった自然科学と連動していた。人間にとってダイヤモンドは長く未知の世界のものとしてあり、人々はそれについて様々な伝説を紡いできた。数あるダイヤモンドのなかで、とくに名の知られたものを保持することは、根源的には、人類による自然支配を意味している。レプリカとはいえ、19世紀後半の「現状」をとどめているという意味で資料価値が高い。

ID

IMTC_UT0000101