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浦上天主堂の獅子頭

1946年5月13日発見/長崎/東京大学総合研究博物館資料部岩石・鉱床部門所蔵

概要

昭和20-21年に行われた原爆被害調査の際に収集された。収集者は調査団員だった渡辺武男東京大学教授。当初は広島護国神社の狛犬として伝えられたが、長崎浦上天主堂の入り口にあったアーチを飾っていた獅子頭であることが判明した。安山岩で作られた獅子頭の頭頂部には原爆の熱線で溶融した安山岩中の黒色鉱物が急冷されてできたガラスが観察される。爆心からの距離は約500メートル。

ID

IMTC_UT0000100