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輝安鉱

年代未詳/市ノ川鉱山(愛媛県)/東京大学総合研究博物館資料部鉱物部門所蔵若林標本

概要

アンチモンの硫化鉱物。輝安鉱はアンチモンの主要な原材料であり、古代から化粧用の顔料として用いられた。また、アンチモンは工業材料として広く使用されたが、毒性があると考えられ、その結果、使用されることが少なくなった。鉱物名はアンチモンを表すギリシャ語の「stimmi」あるいは「stib」によって命名された。市ノ川鉱山は輝安鉱の巨大な結晶を産したことで世界的に有名である。

ID

IMTC_UT0000073