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ホルス像

年代未詳/ブロンズ/東京大学総合研究博物館資料部薬学部門所蔵

概要

ホルスはエジプト神話に登場する天空と太陽を司る神である。本像がハヤブサであるように、猛禽類の姿で表現される。ホルスの右眼は太陽を、左眼は月を象徴し、左眼のかたちがアルファベットの「Rx」に似ていたことから、西洋では処方箋を表すものとして「Rx」マークが用いられてきたという。このことから本像は薬学に縁の深いモチーフとして、東京大学薬学部の建物の装飾に用いられていたものと考えられる。