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ミンククジラ

2009年/骨格標本/東京大学農学部旧蔵/東京大学総合研究博物館研究部制作・所蔵

概要

体長7-8メートル、体重8トンほどになるが、ヒゲクジラとしては二番目に小型。鯨類は水中生活に適応する過程で後肢を退化させており、体重から開放された椎骨の形も単純である。鼻孔は巨大な頭骨の中央に移動し、噴気孔となるなど、頭骨の特殊化も進んでいる。歯はなく、水と共に吸い込んだオキアミや小魚を上顎のヒゲと呼ばれる器官を用いて漉し取る。目はあまり発達しておらず、もっぱら音響や音声信号を用いて生活する。

ID

IMTAb_UT0000126