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最初のラミダス化石

(b)/440万年前/1992年12月17日発見/エチオピア/研究資料(レプリカ)

概要

ラミダス猿人(学名Ardipithecus ramidus)は、1992年当時、最古の人類化石として発見された。その後、2009年に全身像が発表され、人類最古の進化段階として知られるようになった。類人猿のように把握性の足を持ちながら、人類のように直立二足歩行を行っていた。チンパンジーの系統と分岐後まもない状態を色濃く残していると考えられる。展示の標本は、エチオピアのアファール地溝帯のアラミスの調査で発見されたラミダスの第1号標本、右上顎第3大臼歯。