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形象的形態(木彫人頭骨)

(a)/2011年/菊池敏正制作/檜/個人像

概要

日本には古くから「木骨」の伝統がある。江戸時代末期まで、医学研究の現場で「真骨」を扱うことが、仏教上の制約もあり、禁じられていたからである。整骨医は、仏像制作を専門とする仏師に依頼し、「木骨」を用意し、それを教育研究に使っていた。現代の彫刻家が、その伝統の再興を試みたものである。