アカシカ(雄)
2003年/モンゴル/骨格標本/東京大学総合研究博物館研究部制作・所蔵
概要
ヨーロッパから中央アジア、アフリカの一部に分布する大型のシカ。雄は体高150センチ、体重200キログラム以上に達する。シカの特徴である枝角は骨質の構造で、秋の求愛シーズンが過ぎると毎年生え変わる。春になると新たな角が伸び始め、秋までには完成する。大きな角は雌へのアピールかつ雄同士のステータスシンボルであり、時には戦いに用いられる。本個体は総合研究博物館教員が海外調査先で入手したもの。
ID
IMTAb_UT0000064