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東京大学総合研究博物館
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ウシの角
年代未詳/乾燥標本/個人蔵
概要
ウシの角は骨質の角突起の上に角質の鞘が被さっており、この標本のように角鞘部分だけを取り外すことができる。このような角を洞角といい、生え変わらず成長し続ける。この点が内部まで一体化し、毎年生え変わるシカの枝角とは異なっている。角鞘は主にケラチンから成り、ヒトで言えば爪に似た構造である。標本は表面を磨いたもので、螺旋状に伸長した痕跡を読み取ることができる。
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